こんにちは!WEBマーケターのかわっちです。
あなたのサイトはSEO対策しっかりできていますか?
いくつかあるSEO対策の中で、「キーワード選定」はSEOの結果を左右する一番重要な要素になっています。
SEO対策のキーワード選定の方法やコツをしっておくことで、自信のサイトを上位表示することが可能になりますよ!
この記事でしっかり学んでいきましょう^^
この記事でわかること
- SEO対策のキーワード選定の方法
- キーワード選定のコツ
- ブログサイトにキーワードを入れる具体的な方法
SEOにおけるキーワード選定とは?
SEOにおけるキーワード選定とはなんでしょうか。
それを理解するためには、まず「SEOキーワード」について知っておく必要があります。
「SEOキーワード」とは、Googleなどの検索エンジンで、ユーザーが検索スペースに入力する単語のことです。
みなさんが、いつもここに入力しているワードのことです!
ユーザーはGoogleに「自分の知りたいこと」を入力しますよね。
そして、Googleは検索結果として、ユーザーの知りたいことが解決できる記事をおすすめ順に提示してくれます。
つまり、Googleは「巨大なQ&Aシステム」なんです!
例えば、「原宿 カフェ」で検索する人は、「原宿でカフェを探したい」というクエスチョンを持っており、そのアンサーとしてGoogleがおすすめするページが上位に表示されるという仕組みになっています。
キーワードは、ユーザーのニーズそのもの。
カフェを探したい、駐車場を探したい、ダイエットが続かなくて悩んでいる、そのようなニーズがキーワードからくみ取ることができます。
つまり、キーワード選定とは、検索者が何に悩んでいるか、何を知りたいのかを検索キーワードからくみ取ることです。
キーワードの重要性
SEO対策では、サイトのコンテンツに沿って狙ったキーワードを選び、検索結果の上位表示を目指します。
これは、検索記事順のクリック率の違いを表したものです。
上位に表示されればされるほど、クリック率が高くなっているのがわかります。
それだけ、検索結果で上位表示されることで、サイトのアクセス数が伸びるということですね。
だから、キーワード選定を適切に行うことで、サイトへのアクセス数を増え、結果的に事業がうまくいくなどの結果が出やすくなるということなんですね!
キーワードの種類と難易度
キーワードの3つの種類
キーワードは、大きく分けて3種類があります。
ビッグキーワード
ミドルキーワード
スモールキーワード(ロングテールキーワード)
例えば次のようなものが当てはまります。
- ビッグキーワード:SEO
- ミドルキーワード:SEO 対策
- スモールキーワード:SEO 対策 キーワード
このように検索語句が1語のものをビッグキーワード、
2語のものをミドルキーワード、
3語以上のものをスモールキーワード(ロングテールキーワード)といいます。
キーワードの難易度
キーワードごとのSEO難易度だと、
ビッグキーワード>ミドルキーワード>スモールキーワードの準で高くなっています。
「SEO」の1語で検索結果トップを狙うのはとても難しく、
語句が増えるごとに難易度が下がるのはイメージしやすいですよね。
トレンドキーワード
3種類のキーワードとは別の考え方として、「トレンドキーワード」というものがあります。
トレンドキーワードとは、つまり「いま流行りの語句」。
Googleに検索される語句は毎日のように変わり、これまで検索されなかった新しい語句も次々に生まれます。
最近の事例でいうと、「X」や「Threads」などの新しいSNSや流行のものがまさしくトレンドキーワードです。
トレンドキーワードは競合記事がすくないため、早くネットにアップすることで一気にアクセス数が伸び、競合サイトに差をつけることができます。
トレンドキーワードの探し方は、
Xの「トレンド」やYahoo!リアルタイム検索でいまホットなトレンドキーワードを調べます。
そして、Googleトレンドでその語句の過去からの検索需要の変化を調べ、いま現在どれくらいのニーズがある語句なのかをみることができます。
キーワードを選ぶ5つの手順
①ペルソナを設定する
まず、自分のサイトをどのようなペルソナに届けたいかを設定します。
「ペルソナ」とは簡単に言うと、商品やサービスを提供する際の理想的なユーザーのこと。
「誰」に届けたい記事なのかを明確にすることで、キーワード選定がしやすくなります。
ペルソナの設定についてはこちらの記事が参考になりますよ!
②ペルソナの悩みを言語化する
次にペルソナがどのような悩みを抱えているかを言語化します。
例えば当ブログの場合は、仕事と育児の両立に悩んでいる人に向けたブログなので、
ペルソナが以下のような悩みを抱えていると想定できます。
- 育児と仕事の両立
- 育児と仕事の両立のために在宅ワークをやってみたい
- 在宅ワークをやってみたいけど始め方がわからない
- 子供が体調を崩したときの仕事の調整の仕方
などなど。
たくさんの悩みを抱えていると考えられますね。
③狙いたいキーワードをツールで調べる
今回はこの中でも「在宅ワーク」についてピックアップしてみましょう。
まずUbersuggest(ウーバーサジェスト)で、「検索候補」欄を選択し、
検索スペースに「在宅ワーク」と入力します。
そうすると、在宅ワークに関連するキーワードと、検索ボリュームが表示されます。
この中の上からピックアップしていきますすが、
このときのポイントとして、ペルソナと親和性があって、自分が情報提供できそうなキーワードをピックアップします。
例えば、「在宅ワーク 主婦」だと、主婦ができる在宅ワークを探している人が検索していると推察できますし、
「在宅ワーク 資格」だと、在宅ワークをするのに必要な資格や有利な資格を探している人が検索していると推察されます。
自分でこのあたりの情報提供ができそうだと思えば、このキーワードをまずは選んでみていいでしょう。
逆に「在宅ワーク 地名」だと、その地方の実際の求人を探している人が検索しているので、個人では情報提供が難しく、基本的には求人情報を発信している企業が発信しているので、あえて書けそうにないものは選ばなくて大丈夫です。
④狙いたいキーワードの検索ボリュームを調べる
次に検索ボリュームを調べます。
先ほどご紹介したUbersuggest(ウーバーサジェスト)は、調べられる検索ボリュームが限られています。
Googleが提供しているキーワードプランナーであれば、無料でキーワードの検索ボリュームの概数が把握できます。
トップページから「新しいキーワードを見つける」をクリックします。
検索窓に調べたいキーワードを入力すると、大まかな検索ボリュームと、関連するキーワードが調べられます。
検索ボリュームが多いものは、それだけ競合するサイトが多く、いきなり上位表示を狙うのは難しいものです。
まずは検索ボリュームが少ないものをピックアップして挑戦しましょう!
⑤狙いたいキーワードで検索して他社サイトを調べる
狙いたいキーワードを選んだら、その言葉で検索して、どのような記事がトップに表示されるかをチェックします。
トップに表示される記事 = Googleが評価している記事 = ユーザーの悩みに沿った優秀な記事
だからです。
上位サイトを参考にすることで、ユーザーの持つ悩みをよりクリアに想像することができます。
ただ、ここで1点気を付けなればならい点があります!
それは、検索時にいつものブラウザをつかって検索してしまうと、公平な結果が見れないので、「シークレットモード」を使って検索することです。
検索するときは、「シークレットモード」で検索する。
なぜなら、自分が普段つかっているブラウザは、あなたのいつもの検索するワードや好みに合わせてすでにカテゴライズされているものです。
そのため、一般的な検索結果を知りたいのであれば、シークレットモードを使いましょう。
Googleクロームの場合、ブラウザの右肩にある「3つの点」をクリックすると、「新しいシークレットウィンドウ」と表示されますので、ここをクリックします。
シークレットモードのブラウザが立ち上がりますので、こちらで検索するようにしましょう!
そして、上位5~10のサイトを実際に開いてみて、どのような内容の記事が書かれているかチェックします。
- 記事のボリューム(何文字あるか)
- 目次(どのような構成で書かれているか)
- 網羅性(どれくらいの情報量か)
- コンパクトなのか、網羅的なのかなど、記事の特徴
ペルソナにあってるキーワードをいろいろ変えて調べてみて、そのうえでキーワードを決定します。
キーワードを入れた記事の書き方
それでは実際に選んだキーワードを使って、記事の作成をします。
①タイトル
記事のタイトル(H1タグ)に、選んだキーワードをすべて入れるようにします。
Googleに対して、このキーワードで上位表示を希望しているということをアピールするためです。
いくらページ内が充実していたとしても、タイトルにキーワードがあいっていなければ、Googleに認知されず、検索結果にも表示されないので、必ずキーワードをタイトルに入れましょう。
また、キーワードはなるべく前方にいれるようにします。
【タイトルの最適化】
キーワードはタイトルにすべて入れる。そしてなるべくタイトルの前方にキーワードいれよう!
②ディスクリプション
ディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下に表示される記事の要約文ことです。
例えば、こちらのサイトの場合、上部に表示されているページのタイトルが「タイトル」
その下に表示されているのがディスクリプションです。
ここにも選んだキーワードを入れることで、Googleにキーワードとの関連性が高い記事だとアピールします。
③見出し
ブログの見出し(H2,H3タグ)にも狙っているキーワードを含めます。
こまめにキーワードを入れることで、ページ構成をGoogleに伝えます。
④本文
見出しにそった本文を記入します。
記事のわかりやすさや、自分のオリジナリティをここで表現します。
まとめ:ペルソナの悩みからキーワードを選定しよう
以上、SEOキーワードの基本から選び方のコツ、選んだキーワードを記事に入れ込む方法をご紹介してきました。
- SEOのキーワードとは、検索者のニーズそのもの
- ペルソナが抱える悩みを言語化してキーワードを考える
- キーワード選定ツールを使って、関連ワードや検索ボリュームを調べる
- そこからペルソナに合ったキーワードを選択する
- 選んだキーワードをタイトル、ディスクリプション、見出し、本文にいれてGoogleにアピールする
SEOのキーワード選定で一番大切なことは自分が書きたいものを書くのではなく、
ペルソナの悩みから考えてキーワードを選定することです。
独りよがりにならないように、キーワードツールを駆使しながら、
ペルソナが求めているキーワードを見つけてみてくださいね!