こんにちは！WEBマーケターのかわっちです。
自分もショート動画チャレンジしてみたいな〜って思っている方。
どのようなチャンネルを作ったらいいか
どうやったらバズるのか
悩むところだと思います。
今回は、Tiktok、YouTubeショートを伸ばすコツについて、Tiktok、youtubeショートの先駆者でもあり、現在もトップを走り続けている「岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】」のチャンネルを考察しました。
考察してみると、Youtubeを伸ばすコツが満載でしたよ！
あのレベルを自分でもやるとなるとハードルが高く感じるかもしれませんが、動画初心者でも真似出来る要素がたくさんありました！
Tiktok、YouTubeショートを伸ばしたいと考えている方の参考になれば幸いです^^
岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】から学ぶ、ショート動画を伸ばすコツ
それではどうぞ〜
岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】チャンネルとは
大人から子供まで法律が100倍楽しくなるチャンネル
「大人から子供まで法律が100倍楽しくなるチャンネル」をコンセプトに、弁護士である岡野タケシ先生が様々な切り口で面白おかしく法律を紹介しているチャンネルです。
現在チャンネル登録者数は
Youtube：約150万人
TikTok：約66万
（2023年8月現在）
を誇るチャンネルです。
- TikTok AWARD 教育部門 最優秀賞（2022）
- YouTubeFanFest 国内ショート動画ランキング第1位（2021）
- TikTok AWARD ティーチャー部門 最優秀賞（2021）
など、数々の受賞歴もあります。
岡野タケシ弁護士のプロフィール
弁護士と聞くと、ずっとエリート街道を歩まれたのかな？と思うかも知れませんが、岡野さんは異色の経歴を持った弁護士です。
高卒でフリーターになり、渡米。
10年間のフリーター期間中は、肉体労働を中心に数々の職場を渡り歩きました。
そこから独学で司法試験に合格。
働きながらアメリカの大学も卒業し、現在は弁護士事務所の代表をしながら、Youtubeをはじめとした発信活動も精力的に行っています。
高卒フリーターからの逆転については、岡野さんの著書で詳しく紹介されています。
高卒→フリーターから独学で司法試験に合格。就職難民から知識ゼロで起業し年収1億に。人生の逆境から何度もポジションチェンジを実現してきた著者が伝授する最強の「逆転メソッド」
アマゾン公式サイトより引用
岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】ショート動画が伸びてる理由を徹底解説
それではなぜ、ここまで岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】のショート動画が伸びているのでしょうか。
７つの視点で解説します！
①弁護士なのに親しみやすいキャラクター設定
まず一つ目。
弁護士なのに、親しみやすいキャラクター設定をされていることです。
弁護士という、「論理的で堅苦しそうな職業」の方が、
「明るくユーモアがあり、チャーミング」というギャップの大きさが、人を魅了している要因の一つになっています。
このギャップはGTDの法則という人の感情を刺激するための法則の１つにも挙げられています。
人の感情を刺激する９つの要素のうちの一つ「好奇心」はギャップを示しています。
人はギャップを感じるものに強く惹かれるのです。
例えば、
- ヤンキーが電車で老人に席を譲る
- ギャルが慶応大学に合格する
- 暴走族のトップが猛勉強をして東大に入る
- 元極道の妻が猛勉強の末に弁護士になる
など、こういったお話はこれまでに何度も話題になったり、ベストセラーになったりし、多くの人を魅了してきましたよね。
「堅そうな職業の人が、とても親しみやすい！」というギャップに人は惹かれるのです。
岡野さんの元々のお人柄が明るくユーモアがある方というのは十分に伝わってきますけれども、
あえてそれを動画で全面的に出すという戦略を取られている点が伸びてる理由の一つです。
また、弁護士というと一般的に「岡野先生」のように「先生付け」で呼ばれる職業です。
しかし、動画の中でも一貫して、「タケシさん」と呼ばれている点からしても、親しみやすさを全面的に出していると伺えます。
②結論から話すので興味が湧きやすい
岡野さんの代名詞ともいえる「結論」
これはPREP法と言われる会話のテクニックです。
PREP（プレップ）法とは、以下の4つの頭文字をとった言葉です。
P：Point（結論）
R：Preason(理由)
E：Exsample(事例、具体例)
P：Point（結論）
この順番を意識することで、わかりやすい論理的なプレゼンテーションやライティングができるようになります。
結論から話し始めることで、視聴者は岡野さんが話たいことがすいすい頭に入ってくる状態になります。
ベラベラと長く喋るより、完結に結論から述べることで、チャンネルの内容がわかりやすい構成になっています。
③法律が親しみやすく感じる企画
チャンネルの企画力も秀逸ですよね！
法律というと難しい・一般人にはハードルが高いというイメージが強いと思います。
しかし、そこを当チャンネルでは「大人から子供まで法律が100倍楽しくなるチャンネル」をコンセプトにしているだけあって、子供でも楽しく法律に触れられる内容を発信されています。
例えば、再生回数290万回超えの「法律厳守マリオカード」
こちらはショート動画ではなく、長尺の動画ですが、チャンネルの中で一番多い再生回数を誇っています。
マリオカード内で法令に触れるようになこと（スタートダッシュ、体当たり）があれば、岡野さんがびしびし突っ込んでいきます。
また、視聴者からの質問コーナーを取り上げる企画では、アニメの出来事を実際の法律ではどうなるかを解説している動画も人気です。
例えば、名探偵コナンに出てくる「黒づくめの組織」のジンは実際に捕まるとどんな刑になりますか？（結論は死刑です）など。
子供にとっても親しみやすい事例で、法律を学べるような企画になっています。
これはコンセプト設計をしっかりしているからこその企画であると言えます。
「子供でも楽しめる」という視点に重きを置いているので、ゲームやアニメなど親しみの持ちやすい企画になっています。
コンセプト設計については以下の記事を参考にしてください。
④時事ネタをしっかり取り上げている
ビックモーターの保険金不正受給に続く、数々の不祥事についても何本も動画をアップされています。
時事ネタは「検索する人が多くなる」ので、Youtubeのアルゴリズム上伸びやすくなります。
そのアルゴリズムをしっかりおさえてらっしゃるので、時事ネタもタイムリーに発信されているのです。
⑤演者力
岡野さんはじめ、動画に出演されている「タケちゃん」。
お二人の面白い掛け合いは、思わず笑っちゃうような楽しい
これは演者力と言われ、動画に出演する人に求められる重要なスキルです。
- 容姿
- 声
- トーク力
- 面白さ
- 権威性、専門性
岡野さんも端正なお顔立ちをしてらっしゃる上に、
声のトーンも聞きやすく、トーク力もあり、面白く、弁護士という権威性もある。
演者力という観点でみると、完璧ともいえる人物だと言えます。
⑥編集力
編集も、視聴者にとって興味がわき、見やすい構成になっています。
- 適切に画面が切り替わる
- 適切に効果音が使われている
- わかりやすいイメージ動画が流れる
- テロップが大きくついている
など、さまざまな工夫がほどこされています。
⑦ファン化の動画が用意されている
ただ面白いだけでなく、岡野さんの人生についてスポットをあてた動画もあります。
高卒でフリーターして、そこから独学で弁護士になった経緯や、おすすめの勉強方、人生で逆転するメソッドなどを語られています。
非常識なバックボーンを持っている方だからこそ、その背景に人は共感しファンになっていくのです。
人生を逆転してきた体験は著書でも詳しく紹介されています。
「結論！」バズりのお手本動画
さて、ここまでなぜショート動画が伸びているのかを解説してきました。
結論、バズりのお手本の動画の要素がつまっていましたね！
- GDTの法則やPREPの法則など、人の心を動かす法則を取り入れている
- コンセプト設計がしっかりしているため、親しみやすい企画になっている
- 時事ネタを取り入れ、YoutubeやTikTokのアルゴリズム対策もバッチリ
- 演者力・編集力など、ショート動画制作に欠かせないスキルも持ち合わせている
- ファン化動画で、ただのフォロワーから「ファン」にしていく
視聴者からの質問を元にした新刊も発売中です。
Youtubeで人気だった企画が書面でも読めるので、「法律を100倍楽しく感じたい」方はぜひ手にとってみてくださいね。
この記事が、あなたのショート動画作成にお役に立てたら嬉しいです。
