こんにちは!かわっちです。
マーケティングを学んでいるとよく目にする、USPという言葉。
あなたはしっかり説明できますか?
抑えるべきポイントを簡単に押さえて理解していきましょう!
- マーケティング用語のUSPとはなにか
- USPの重要性
- USPの最新の具体的な事例
USPとは何か:独自の強み、差別化ポイント
USP(Unique Selling Proposition)とは
Unique=独自の、個性的な、類のない
Selling=販売手段
Proposition=提案
顧客に対して、自社製品の独自の強みを伝えること
USPとは、商品やサービスが他の商品やライバル会社の商品と比較して、どのように優れているかをアピールするツールです。
つまり、なぜ顧客があなたの商品やサービスを選ぶべきなのか、その理由を明確に伝える役割を持っています。
たくさんのペットボトル飲料が並んでいます。
喉が渇いたあなたは、お茶を買おうとします。
では、ショーケースの中であなたは一体何を手に取るでしょうか?
- リラックスできそうな、茶葉の香りがよいお茶?
- ミネラル豊富な麦茶?
- さっぱりと飲めそうな黒ウーロン茶?
- ダイエットにも効きそうなトクホのお茶?
- はたまた、2Lの大容量で安い紙パックのお茶?
たくさんの商品を目の前にした時、どの商品がどのように優れているのかを知ることによって、購入時の判断の参考にすると思います。
実際あなたが商品を売る際にも、顧客に分かりやすく、自分の商品の独自性や強みをアピールする必要があります。
USPの重要性:USPがないとビジネスで勝てない
ビジネスでは「圧倒的な差別化」が必要
先程のコンビニでのお茶を選ぶ事例でも見たように、全くの特徴がないものをどうやって選べばいいのでしょうか。
・・・選びようがないですよね。
顧客に選んでもらうためには、USPを定めることは必ず必要です。
市場は競争が激化しており、類似商品やサービスが数多く存在しています。
USPがない場合、他の商品との差別化が図れず、顧客にとってあなたの商品やサービスは特別ではない、買う必要はないと認識されてしまいます。
しかもその差別化がちょっとしたものではなく、圧倒的な差別化であることによってより優位に顧客にアピールすることができます。
USPがないと熾烈な価格競争に陥る
USPがない場合、自社の商品やサービスが他社と類似しているため、顧客に対して特別な価値を提供することができません。
そのため、独自の強みというより、ライバルをただ真似している、追いかけているだけのように捉えられてしまう恐れがあります。
結果的に、顧客が他社と比較しても大きな違いがないと判断すると、「価格競争」に陥り、販売価格や利益を落とさざるを得ない危険な状況になります。
2023年最新のUSPの事例紹介
私が実際に契約&利用していて、これは強い独自性を発揮しているUSPだなと思ったものをご紹介します。
サマリーポケット:トランクルームより安くてお手軽
箱につめて荷物を送るだけの収納サービスです。
従来は、トランクルームを個人で借りて、自分で荷物を出し入れしていましたが、サマリーポケットは箱に詰めて送ると、湿度が管理された大きな倉庫で荷物を預かってくれます。
1箱300円程度で預かってくれるので、従来のトランクルームより安価なうえ、湿度管理までしてくれているので、カビの発生の心配もありません。
アプリで段ボールを注文したら、宅配業者の方が段ボールを持ってきていただき、集荷もしてくださいます。
実際、私は季節外れの洋服やしばらく読まない本など預けていて、
常に10箱前後を預かってもらっています。
エアークローゼット:国内最大級ファッションサブスク
ファッションのプロが選んでくれた最新コーデが、自宅に届くサービスです。
自分の顔写真、体系、好きなスタイルなどを登録すると、それに合わせたファッションやアクセサリーを自宅に届けてくれます。
新しい服をどれだけ試しても、自宅のクローゼットを圧迫することなく、しかもクリーニング不要。
気軽に試せて、すぐ返却もできます。
また気に入った服は、定価より安価で購入することもできます。
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド):電子書籍の読み放題
電子書籍の読み放題サービスです。マンガも雑誌も小説も、読み放題で読むことができます。
アプリを使ってスマホで読むこともできますし、
Amazonが出しているタブレット端末(Fire HD)や、読書専用端末のキンドル ペーパーホワイトでも読むことができます。
タブレット端末(Fire HD)だと、音声出力もしてくれるので、いつでもどこでも、読書体験が可能です。
USPをもっと学びたい人へのオススメ本
USPについてもっと詳しく知りたい方におススメなのが、「ハイパワーマーケティング」です。
著者のジェイ・エイブラハム(Jay Abraham)は、アメリカ合衆国のビジネスコンサルタントであり、マーケティングの権威として知られています。
USPに限らず、消費者の感情に訴えかけ、強力な影響力を持つマーケティングの知識と手法が紹介されているので、マーケティングの入門書としてオススメの本です。
まとめ:USPとは顧客へ伝える独自の強み
- USPとは、独自の強み、差別化ポイントのこと
- USPがないと価格競争に陥り、ビジネスでは不利になる
- 圧倒的な差別化ポイントをつくることが、ビジネスで成功する秘訣
いかがでしたでしょうか。
別の記事では、USPの作り方を紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。