こんにちは!在宅ワーカー歴3年のかわっちです。
この記事では
- 在宅ワークに興味がある
- 在宅ワークをしてみたいけど、何から始めていいのかわからない
- 在宅ワークでしっかり稼げるようになりたい!
という方に対して、在宅ワークの初め方、仕事の選び方、ありがちなトラブルなどについて解説しています。
・在宅ワークのはじめかた
・在宅ワークの稼ぎ方
・在宅ワークの流れ
・気をつけるべきポイント
これまで在宅ワークに興味があったけど、なかなかはじめられない、
一歩が踏み出せなかったという方でも、少しでも前進できるように解説していきます。
それでは、どうぞ〜!
在宅ワークを始めるための準備
在宅ワークの働き方を知る
在宅ワークとは、パソコンなどを使って請負契約に基づいて、自宅にいながらサービスの提供を行うことをいいます。
そのため、会社員とは違い「個人事業主」として働くことになります。
会社員とは違う点としては、
雇用保険がない
確定申告を行う必要がある
通常は、国民年金や健康保険に加入する
という点を押さえておきましょう。
理想の収入と働き方を明確にしておく
次の表は、在宅ワークによる平均的な月収(1ヶ月あたりの手取り)を表したものです。
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「在宅就労調査」データ参照)
約半数の方が、月収10万円以下であることがわかります。
自分の勤務できる時間、スキルを考え、
どれくらいの収入を目指すのか明確にしておきましょう。
スキルに見合わず高い収入を求めるがあまりに、契約上のトラブスになることや、睡眠時間をけずって体調を崩してしまわないよう、気をつけましょう。
必要な届出について確認する
開業届・青色申告
在宅ワークをはじめたときは、開業1ヶ月以内に、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出します。
他にも「青色申告承認申請書」を提出することで、青色申告の制度が使えます。
複式簿記で帳簿をつけないといけないなど一定条件がありますが、会計ソフトを使えば難しくなく、初心者でも複式簿記の帳簿をつけることができます。
税制上お得になるので、ぜひ「青色申告承認申請書」も提出しましょう。
社会保険について
収入が130万円未満かつ配偶者の年収の半分未満であれば、配偶者が加入する健康保険組合や共済組合の被保険者になることができます。
収入が130万円を超えるようであれば、自分で国民健康保険へ加入しましょう。
年金について
- 配偶者が厚生年金の加入者の場合
自分の年収が130万円未満かつ配偶者の年収の半分未満の人ので、20歳以上60歳以下の人は扶養にはいれます。(いわゆる国民年金第3号)
- 配偶者がいない場合や、配偶者が自営業の場合
配偶者がいないばあい、配偶者が自営業の場合、または配偶者が勤め人でも、自分の年収が130万円以上か、配偶者の年収の半分以上の場合には、「国民年金第一号」の被保険者となります。
自分の健康保険や年金がどうなるか、調べておきましょう。
在宅ワークの仕事探しから報酬をもらうまでのステップ
在宅ワークの仕事探しから報酬をもらうまでのステップは、大きく分けて4つあります。
ステップ1:仕事を探す
まずは仕事をさがします。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「在宅就労調査」によると、在宅輪ワークをしている人たちの仕事の決め方は大きく3種類あり、
- 知人からの依頼(27.8%)
- 以前の勤め先(21.6%)
- クラウドソーシングや求人サイトなどのサービスを利用する(16.4%)
在宅ワークというと、クラウドソーシングを利用するイメージが多いかもしれませんが、実際はすでにある人間関係からのつながりでお仕事をするケースが多いのです。
これまでの付き合いから、お仕事をもらえそうなところがないかリストアップしてみましょう。
ステップ2:企業と契約を結ぶ
会社員とは異なり、在宅ワークでトラブルが発生した場合は、すべて自分で解決しなければいけません。
トラブルを回避するためにも、しっかりとした内容の契約を結ぶことが大切です。
契約までの流れは
- 依頼内容を確認し、請け負うかどうか決める
- 見積書を作成する
- 契約する
「見積書フォーマット」や「契約書フォーマット」で調べると、無料でテンプレートを配布してくれているものがありますので、自分が使いやすいものを利用しましょう。
ステップ3:業務を行う
実際に業務を行い、先方の確認をもらい、必要であれば修正の対応をします。
最終確認後に納品を行います。
必要な場合は、「納品書」を発行します。
ステップ4:会計作業を行う
納品まで終了すると「請求書」を発行します。
発注者による支払いを確認して、万が一振り込みの金額が違うことがあれば問い合わせましょう。
はじめやすい在宅ワーク
スキル0でも始めやすいもの
- カスタマーサポート
- コールセンター
- アンケート回答、モニター
- データ入力
- シール貼り など
スキルがある人向け
- WEBサイト制作
- デザイン
- ライター
- プログラミング
- 動画編集
- 翻訳 など
在宅ワークの仕事の見つけ方:おすすめサイト4選
クラウドワークス
特徴
- 国内最大級のクラウドソーシングサービス
- 未経験でもできる案件が豊富
- 取引数が多いので、継続的に仕事を見つけることができる
ランサーズ
特徴
- 初心者でも仕事を見つけやすい
- 請求書の発行が不要
- 悪質な案件排除がされているため安心
ココナラ
特徴
- 自分の得意なことをライトに販売できるプラットフォーム
- 販売価格を自由に決められる
- お金のやりとりはココナラが代行してくれる
ビズシーク
特徴
- 仮払い・成果報酬制度があり支払いトラブルがないように工夫されている
- アンケートなどの案件も豊富でライトに稼げる
- ライバルが少ないので、案件を獲得しやすい
在宅ワークのトラブル例と対応策
高価な機材や教材を購入をさせてくる業者
仕事を発注する代わりに高額な機材や教材の購入をさせてくる業者には要注意です。
実際に仕事を依頼されるまでに、高額なお金を支払わされ、その上仕事ももらえないといったトラブルも発生しています。
これは「業務提供誘引販売取引」といわれ、このような契約してしまった場合、法律で定める書面を受け取ってから20日間以内であればクーリングオフをすることができます。
登録料が必要な業者
高単価な仕事を優先的に紹介する、非公開の高額案件を紹介するなどど誘い、登録料を事前に請求する業者がいますが、こちらも要注意です。
お金は払ったはものの、仕事が一向に紹介されないというトラブルが発生しています。
「先にお金を出さなければいけない」という時点で怪しいと疑いましょう。
登録無料のサイトもたくさんありますので、まずは無料のサイトで経験を詰んだ方が無難です。
在宅ワークをしたい人にオススメな資格
在宅ワークでスキルを高めるために、ネット上では様々な資格取得がPRされています。
しかし、私が在宅ワークを3年する中で感じたのは、必ずしも資格をとらなくても実務の中でスキルを高めていけるということです。
そのため、無理に資格を取る必要はないかなと思っています。
しかし1つだけ、在宅ワークをするのであればあるといい資格があります。
それは「簿記」です。
自分で会計作業から確定申告までする必要があるので、簿記を持っていると日頃の会計作業から確定申告まで、かなりスムーズに行うことができる上、税金などでも損をしにくくなります。
資格を取る必要まではないですが、簿記の勉強をすることをオススメします。
在宅ワークの始め方まとめ
ここまで在宅ワークをまだしたことがない人に向けて、はじめるための知識や準備についてお伝えしてきました。
- 在宅ワークをはじめるための準備をしておくことが大事
- 開業届や青色申告などの申請も済ませておく
- 仕事探しからお金が入ってくるまでの流れを押さえておく
- ありがちなトラブルを知っておくことで、自分がトラブルに巻き込まれないように気をつける
会社員とは違い、個人事業主として、仕事の受注から請求、トラブル対応まで一人で対応しないといけない苦労はありますが、自宅で自分らしい働き方ができるのも大きな魅力です。
ぜひ在宅ワークで自分らしい働き方を実現していきましょう!