こんにちは!在宅WEBマーケターのかわっちです。
- コンセプトってつくったほうがいいの?
- コンセプト作り方を知りたい
そう思っている方のために、コンセプトとは何か、作り方について解説していきます!
・コンセプト作りに興味がある方
・コンセプトをつくってみたい方
・マーケティングにおいてコンセプトの大切さを知りたい方
この記事を読み終わったら、商品やサービスのコンセプトがつくれるようになっていますよ!
それでは、どうぞ〜
コンセプトとは?
コンセプト:コンテンツや商品の「軸」となる考え方
マーケティングにおける「コンセプト」とは、
コンテンツや商品の「軸」となる考え方やアプローチのことです。
例えば、新しいお菓子を作る時、そのお菓子の特徴やおいしさをみんなに伝えるために、
「どんなメッセージを使うか」
「そのお菓子を通して、顧客にどのような世界を届けたいのか」
を表現するのがコンセプトです。
コンセプトを考えることで、商品やサービスのことを人に伝えるときに説明しやすくなりますよね。
コンセプトをつくるメリット
コンセプトを考えることで、表現に「軸」ができます。
商品やサービスの発信に大人数が関わっても、
「軸」があることで、全体の意思決定の指針になります。
また、他社商品との差別化がはかることができるので、
商品を魅力的にアピールしたり、表現することができます。
コンセプトの事例
では、実際にはどのようなコンセプトがあるのでしょうか。
有名な事例を参考にみてみましょう!
きっと「ああ、そうだな〜」という納得感が得られますよ。
スターバックスコーヒー
スターバックスのコンセプトは家でも職場でもない、第3の居場所「サードプレイス」をコンセプトに掲げています。
リラックスして過ごせるように、ゆったりとした店内、落ち着いた音楽、美味しいコーヒーなどで演出されています。
IKEA
IKEAのコンセプトは、「より快適な毎日を、より多くの方々にご提供すること」
そのためにおしゃれな家具を低価格で販売しています。
「より快適な毎日」をショールームでユーザーに広く提案していますよね。
キッザニア
子供に遊びを通りて本格的な職業体験を提供しているキッザニアのコンセプトは「リアルな社会体験を通して、こども達の生きる力を育む」です。
座学や会話からだけでは学ぶことのできない、体験を伴った「リアル」な学びを提供しています。
コンセプトの作り方 簡単3ステップ
【ステップ①】ペルソナを考える
コンセプトを考える1つめのステップは「ペルソナを考えること」です。
ペルソナとは、自分たちのサービスや商品を必要としている理想的なユーザーのことです。
名前、職業、年齢、趣味・嗜好などを詳細に決めていくことで、
どのような人物に自分たちのサービスを使って欲しいかを設定していきます。
【ステップ②】ペルソナの悩みを考える
ステップ1で考えたペルソナが、どのような悩みを感じているかを考えます。
「ペルソナの悩みの解決方法」が、コンセプトのアイディアに繋がっていくからです。
\ペルソナの作り方、悩みはこちらの記事が参考になります。/
【ステップ③】ペルソナにどのような未来を届けるか決める(これがコンセプト)
ペルソナの悩みを解決して、理想的な未来に連れていくことがコンセプトの軸になります。
例えばスターバックスの事例でいうと、
(ペルソナの悩み)
家だと家事などをしなければいけない、職場だと競争やしなければならないことで緊張状態がつづいている
↓
(解決方法)
家でも職場でもない場所で、リラックスした時間を過ごしてもらいたい
という流れになります。
ちなみに、当ブログにもペルソナとコンセプトが設定してあります。
(ペルソナの悩み)
育児と仕事の両立で悩んでいる。育児を優先すると収入がおちる。
↓
(解決方法)
在宅で仕事と育児を両立する働き方ができるような情報発信をする。
ペルソナの悩みの解決方法がコンセプトになるので、
ぜひ深掘りして考えてみてください。
コンセプトと間違えやすいもの
コンセプトとテーマ
- コンセプト(Concept): コンセプトは、ある製品、サービス、キャンペーンの軸となるアイデアや考え方です。
例えば、ある飲料メーカーが「健康的な生活を促進する」というコンセプトを持つ場合、それに基づいて商品開発や広告キャンペーンが展開されることになります。 - テーマ(Theme): テーマは特定の期間やイベント、キャンペーンにおいて使われる、一時的なコンセプトのことです。
テーマはコンセプトから考えられたものであり、より具体的になります。
テーマは季節、祝祭日、キャンペーンの目的などによって異なります。
例えば、クリスマスシーズンのテーマは「冬の魔法」といった具体的な表現になります。
コンセプトとトンマナ
トンマナとは、トーン(tone)&マナー(manner)の略です。
広告やWeb制作のデザインにおいてコンセプトや雰囲気に一貫性をもたせることを指します。
コンセプトをユーザーに届けるのに、どのようなメッセージがいいのか、どのようなデザインや配色がいいのかを表現するのが「トンマナ」です。
コンセプトを具体的にデザインに落とし込む際にトンマナを考えることになります。
まとめ:コンセプトをつくると軸がぶれなくなる
コンセプトは、ユーザーの悩みに対してどのような世界を届けたいかの軸
コンセプトがあると、商品やサービスの魅力を人に伝えやすくなる
コンセプトづくりはまず、ペルソナを設定し、ペルソナの悩みがどのようなものがあるかを考える。
ペルソナの悩みをどう解決し、理想的な未来を届けるか=コンセプト